配列型

配列型は以下のような追加ヘッダを持つ。

内容サイズ補足
要素数4 bytes
エンコーディング4 bytes圧縮形式など
データのバイト長4 bytesファイル中に占める長さ

よって属性全体としては以下のようになる。

内容サイズ
型コード1 byte
要素数4 bytes
エンコーディング4 bytes
データのバイト長4 bytes
データ(可変長、指定された長さ)

要素数

配列の要素の個数である。 バイト長ではない。

エンコーディング

配列データ本体の圧縮形式など。 以下は一覧である。

エンコーディング補足
0非圧縮無加工
1zlib 圧縮RFC 1950

これ以外の値は観測されていないが、 FBX 形式はプロプライエタリであるため他のエンコーディングが存在する可能性は否定できない。 とはいえ実用上はこの2つに対応すれば十分であろう。

0: 非圧縮

無加工。

1: zlib 圧縮

配列は zlib 圧縮されている。 zlib ヘッダが必要である (つまり生の deflate ストリームではない)。

データのバイト長

共通ヘッダと追加ヘッダを除いて、配列データ本体が FBX データ中に占めるサイズ。 配列が圧縮されていれば、展開後でなく圧縮後のバイト長を使う。

データ

素朴に値を並べたものである。 パディングや順序の入れ替えなどは一切ない。